山登り セミの一生 [日記]
貧乏性な私はたまの休みになると何をして良いのかわからない。
まあ、貧乏だからしたいことがあっても我慢しているのでそうなりがちなのだが・・・
今週はなんと、盆休みとして7連休がとれている。
今の会社に入って初ではなかろうか。
にも関わらず相変わらず、仕事の電話は鳴り止まない。
客先、部下、上司・・・・
うんざりだ。
ふと思いつき子供たちをつれて山に登ってみた。
これでも、子供の頃は自称”ファーブル”と言っていたほどの昆虫マニアで
カブトムシ、クワガタを取らせたら右にでるものはいなかった。
さながら〇〇探検隊の現地ガイドのように友人を導き一日中山をかけまわっていたものだ。
もともと一回り歳の離れた兄に影響されたのだが、兄がまたクワガタ名人とよばれ
一日で3桁のクワガタを捕まえ、いいのか悪いのか近くのペットショップへおろしていた(汗)
今でも虫かごのなかにギュウギュウにつまったクワガタのこすれあう音「ボリッボリッ」という音が鮮烈に耳に残っている。
子供達は実をいうとカブトムシやクワガタにさほど興味がない。
マルムシ(ダンゴムシ)を虫カゴでかって葉っぱをたべさせて喜んでいるレベルである。
今回、登った山は初めて登る山だ。
子供の頃に登っていた山はなれたものだが、今住んでいるところの山は存在を知りつつ登ろうとも思わなかった。
というよりも思春期~現在に至るまで山なんて渓流釣りのために訪れるか、女の子といやらしいことをする目的
以外では近寄ることもなく。
本当に数十年ぶりの試みであった。
カブト、クワガタなんてクヌギの木があればOKくらいの感覚で登っていたのだが、そんなものはない!
杉や竹ばかりではないか。
樹液の臭いすらしてこない。
近くのクヌギの木を意識しつつ、子供を気にかけながら登るも一向にムシキング達の雰囲気がない。
あまりにも何もいないので、娘にヤモリをとってムシカゴで観察させる(謎)
下の息子が僕にも僕にもとうるさいのでツクツクボウシを捕まえてムシカゴに入れた。
で、ふと木の上部を意識していると変なものを発見!
皆さん、セミヤドリガというものをご存知か。
写真を撮る気にもならなかったのでネットから拝借しました。(すみません)
↓
まさにこの状態。いやこれ以上!
セミに白いのがついているのがおわかりでしょうか?
コイツはセミヤドリガというガの幼虫でセミに貼り付き体液を吸っているのです。
私が捕まえたものには7~8匹ほどの幼虫が貼り付いており、セミなのか何なのかというほどでした。
こんな奴らです。
(またまたパクって申し訳ございません)
気持ちわるぅ~。
セミの命は成虫になってから一週間ほどだといいます。
このセミヤドリガもこの間で急激に養分を吸い成虫となるようなのですが、セミからしたらたまったものではないでしょう。
何故かこのセミ。
いろいろなものから寄生されてしまいます。
幼虫の頃にはキノコに寄生され、通称”セミタケ”と呼ばれるものですが、ニョキニョキキノコが生えて死んでしまいます。
また、他の虫から腹にウジを植付けられたりと危険がいっぱいです。
最終的には腹を食い破ってでてきます。
さて、皆さん自分に置き換えて考えてみてください。
自分に自分の1/3ほどの変なヤツが7、8匹ぶらさがって血をすっている。
気が付いたら背中からキノコがはえてきていて、日に日に弱ってくる。
お腹のなかにはエイリアンのようなやつが日に日に成長している。
私は人間で本当によかったと思います。
まぁ、人間も違う環境下ではこういった類の虫に寄生されることもあるのですが、今の一般的な日本人の生活環境や衛星環境ではありえないことです。
しかし人間社会も弱けりゃ強いヤツから食い物にされるという点では同じかもしれません。
まあ、貧乏だからしたいことがあっても我慢しているのでそうなりがちなのだが・・・
今週はなんと、盆休みとして7連休がとれている。
今の会社に入って初ではなかろうか。
にも関わらず相変わらず、仕事の電話は鳴り止まない。
客先、部下、上司・・・・
うんざりだ。
ふと思いつき子供たちをつれて山に登ってみた。
これでも、子供の頃は自称”ファーブル”と言っていたほどの昆虫マニアで
カブトムシ、クワガタを取らせたら右にでるものはいなかった。
さながら〇〇探検隊の現地ガイドのように友人を導き一日中山をかけまわっていたものだ。
もともと一回り歳の離れた兄に影響されたのだが、兄がまたクワガタ名人とよばれ
一日で3桁のクワガタを捕まえ、いいのか悪いのか近くのペットショップへおろしていた(汗)
今でも虫かごのなかにギュウギュウにつまったクワガタのこすれあう音「ボリッボリッ」という音が鮮烈に耳に残っている。
子供達は実をいうとカブトムシやクワガタにさほど興味がない。
マルムシ(ダンゴムシ)を虫カゴでかって葉っぱをたべさせて喜んでいるレベルである。
今回、登った山は初めて登る山だ。
子供の頃に登っていた山はなれたものだが、今住んでいるところの山は存在を知りつつ登ろうとも思わなかった。
というよりも思春期~現在に至るまで山なんて渓流釣りのために訪れるか、女の子といやらしいことをする目的
以外では近寄ることもなく。
本当に数十年ぶりの試みであった。
カブト、クワガタなんてクヌギの木があればOKくらいの感覚で登っていたのだが、そんなものはない!
杉や竹ばかりではないか。
樹液の臭いすらしてこない。
近くのクヌギの木を意識しつつ、子供を気にかけながら登るも一向にムシキング達の雰囲気がない。
あまりにも何もいないので、娘にヤモリをとってムシカゴで観察させる(謎)
下の息子が僕にも僕にもとうるさいのでツクツクボウシを捕まえてムシカゴに入れた。
で、ふと木の上部を意識していると変なものを発見!
皆さん、セミヤドリガというものをご存知か。
写真を撮る気にもならなかったのでネットから拝借しました。(すみません)
↓
まさにこの状態。いやこれ以上!
セミに白いのがついているのがおわかりでしょうか?
コイツはセミヤドリガというガの幼虫でセミに貼り付き体液を吸っているのです。
私が捕まえたものには7~8匹ほどの幼虫が貼り付いており、セミなのか何なのかというほどでした。
こんな奴らです。
(またまたパクって申し訳ございません)
気持ちわるぅ~。
セミの命は成虫になってから一週間ほどだといいます。
このセミヤドリガもこの間で急激に養分を吸い成虫となるようなのですが、セミからしたらたまったものではないでしょう。
何故かこのセミ。
いろいろなものから寄生されてしまいます。
幼虫の頃にはキノコに寄生され、通称”セミタケ”と呼ばれるものですが、ニョキニョキキノコが生えて死んでしまいます。
また、他の虫から腹にウジを植付けられたりと危険がいっぱいです。
最終的には腹を食い破ってでてきます。
さて、皆さん自分に置き換えて考えてみてください。
自分に自分の1/3ほどの変なヤツが7、8匹ぶらさがって血をすっている。
気が付いたら背中からキノコがはえてきていて、日に日に弱ってくる。
お腹のなかにはエイリアンのようなやつが日に日に成長している。
私は人間で本当によかったと思います。
まぁ、人間も違う環境下ではこういった類の虫に寄生されることもあるのですが、今の一般的な日本人の生活環境や衛星環境ではありえないことです。
しかし人間社会も弱けりゃ強いヤツから食い物にされるという点では同じかもしれません。
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