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放虫!罪悪感の日々② [カブトムシ]

残り76匹を残し、カブトムシの養殖屋&ウンコ屋と化した私であったが、仕事を実行するときがやってきた。

2つのケースにて飼育していたわけだが、幼虫のサイズにより分類していた。

前回、何を目指すのか?という唯一の目標を定めるならば自然界ではお目にかかれないほどのビッグな個体を育成するため!と言えるだろう。

しかしながら、もともと親が豆太郎なのでそれほど個体が大きくなるとは考えにくく、出来る限りの手を尽くすのみである。

エサはカブクワ専門店から仕入れた高級カブマット!ヘラクレスでも育成可能な土だ。

それに加え、土にミネラルを与えるため霧吹きでの水分補給はバイオウォーターを使用する。

ネットで調べると大きくするために牛糞を混ぜるとか、ドッグフードを入れるなど書いてあるが臭い的にやばそうなのでそこまでは考えていない。

と話しはそれてしまったが、とりあえずA、Bグループにケースで分類し、Bグループは個体の小さなものを集めたグループである。あえて大きさランキングで例えるならば38位~76位までの38匹が今回のリリース対象だ。

身近なところでリリース場を探すがこれが結構難儀であった。

スコップで土を掘るが土質が硬く、とてもじゃないがまともに成育できそうでない土である。

子供をつれてクヌギ林をかけまわり探すが良質の土には出会えない。

というのもあえて、私が成虫を採取している場所にはいかず、全く別の土地を物色しているためである。

リリースした幼虫が育ってまた捕まえてきたらシャレにならないからだ。

とりあえず、目をつけていた場所に到着し、土を掘り、種まきのように幼虫をならべる。

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だが、動かない。しまった大きな誤算だ。

こいつらは半ば、冬眠状態に近い状態であり、動きに俊敏性がない。

しばし、数箇所にわけ同様、放置し経過観察すると次第に数匹がもぐりはじめた。

見ているのかどうかわからないが大量のカラスがまわりで鳴いており、リリースの瞬間にほじくりかえされそうな勢いだったため更に監視を続けた。

かくして、第一次放虫は終了したが、まだ家には37匹残っている。

最終的には10匹以内におさめたいと考えているが、気候も寒いため第二次放虫は春に実行だ。

やむを得ず今回このようなことになったが、やはり自然の生態系に人間が関与することは罪であり、私自身大変罪なことをしたと悔やんでいる。

皆さんは同じ過ちをおかすべからず。

まちがってもこんなん使わないようにね⇒★友定 中型砂フルイ機 (横篩い型) [土ふるい](動画)



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放虫!罪悪感の日々 [カブトムシ]

今は亡き、カブトムシの豆太郎の子供たちがすくすく育っている・・・

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意図した訳ではなく、その数ざっと81匹。

卵のうちはよかったが幼虫になると自然と育ってくれるわけではない。

カブクワ専門店から良質のカブマットを大量購入し、1週間で5~8Lほどの土を食べてしまう。

幼虫だから、土いれて放っておけば勝手にカブトムシになると勘違いしている方も多いと思うのであえて述べさせていただくならば、カブトムシの幼虫は成虫になるまで1匹あたり約3Lの土を食べて成虫となるのである。
80匹以上いればその糞の量も半端ではない!
単純に計算すると3×81=243L、ドラム缶一本以上の土が必要だ!
よって1週間ごとに5~8ℓの糞を廃棄し、同量の土を補充しなければいけない。

もともとこんなにガッツリ、飼育するつもりもなく考えが浅はかだったことは言うまでもないが、おかげで週末の休みは確実にカブトムシの糞掃除に時間を割かなければいけないハメとなった。

土ふるいを買ってきて、週末糞をさらい、週明けに糞を持って捨てに行く。

※土ふるい



まさに” ウンコ屋さん”ある。

こんなにカブトムシの幼虫を育ててなにを目指すのか!

それは私にもわからない。

とりあえず、生れた命だから捨てるわけにもいかず唯々、無駄な時間とお金を費やしている。

子供の友達に声をかけ、数人に幼虫をわけ与えたがそれでも残76匹にしかならなかった。

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やばい!さばけない!

幼稚園のバザーで配るとかいろいろ考えたが、引き渡すのも幼虫だけ渡せば済むという問題ではないので、分け与えるにあたって虫カゴや土も含めて配給すると莫大な出費となってしまう。幼稚園児にそのまま渡せば殺してくださいと言っているようなものである。

現在はプラケースの中サイズ2つで飼っているが、成虫になるまでに必要な飼育環境は満たしていないし、だいたい1ケースで2匹程度がベストと思われるスペースに40匹ほど入っているのである(汗)

かねてより、ある程度育てて山へ返す(放虫)を予定していたが、これがまた問題であった。

カブトムシの成虫は採りに言っても、幼虫など採りに行ったことがない。

子供のころ腐葉土を掘っていて偶然見つけたことはあったが、友達と「みんなでカブトムシの幼虫捕まえいこうぜ!」なんてならないことは言うまでもない。

生態系がかわるかもしれないが、そんなこと気にしている場合ではない。

自然に解放せば、モグラやら何やらと外敵も多くどれだけ成虫になれるかわ定かではないが・・・と自分に言い訳しつつ、かくして私の放虫計画が始まった。

つづく。






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